唐揚げの歴史って面白い!

こんにちは。ラーメンまこと屋です。

暑いですね〜。こんな時はからっと揚がった唐揚げとビールなんて最高の組み合わせじゃないでしょうか?

しかし、『唐揚げ』って名前はどこから来たのか不思議じゃないですか?
『唐』って何?中国から来た揚げ物?ってことですよね??
もやもやするので、『唐揚げ』について調べてみました。

『からあげ』は『唐揚げ』または『空揚げ』と書きます。
江戸時代初期に中国から伝来した普茶料理で『唐揚げ』と書いて『からあげ』または『とうあげ』と読んだそうです。

しかし、普茶料理でいう唐揚げは現在の唐揚げとは違うもので、『唐揚げ』とは、豆腐を小さく切り、油で揚げ、さらに醤油と酒で煮たものと紹介されています。

現代の唐揚げに近い、魚介類や野菜類を素揚げにしたり、小麦粉をまぶして揚げたりする料理法は『煎出(いりだし)』『衣かけ』と呼ばれていたそうです。

やはり中国から来ていたんですね。
それはわかっていたんですが、江戸時代初期に伝わってきたとは知りませんでした。

江戸時代の『唐揚げ』も女性に喜ばれそうなレシピで美味しそうですね。食べてみたい…。
唐揚げは日本独特のもので、戦後食料難に備え養鶏場を多く作るという国の政策の下、美味しい食べ方が色々な形で発展していき、唐揚げも多く食べられるようになったそうです。

唐揚げが食卓に多く見られるようになったのは、ここ30~40年のことなんだそうですね。
その中でも多くの養鶏場があった大分県北部(中津市・宇佐市など)では、特に唐揚げを愛する文化が根付き、大分県中津市は市内に60店以上の唐揚げ専門店が並び、鶏の唐揚の『聖地』として全国の唐揚げファンから支持されています。

B1グランプリなんかにも出場して有名になっていますよね?
また、昭和30年代、宇佐市『来々軒』から唐揚げの作り方を受け継いだ唐揚げ専門店『庄助』は、日本で初めて唐揚げ専門店として店舗展開し、宇佐市は『唐揚げ専門店発祥地』として中津市と同様に唐揚げファンから支持されています。

地方…といえば、愛媛県今治市では、郷土料理として『せんざんき』が食されていますね。

これは呼び方こそ違えど『唐揚げ』です。『藩政時代、近見山のキジを捕まえて揚物にした』『藩政時代に千さんという人が考案したので“せんざんき”という』ところが様々な文献資料にも『せんざんき』『キジ」に関する記述はなく、今治藩家老だった江島為信の婚礼料理の記録に「焼鳥」が記載されているため、歴史があると信じられたのではないかといのが通説だそうです。

中国から伝わり日本独特の進化を遂げ、愛されるメニューへと定着した『唐揚げ』。

まこと屋では唐揚げを店舗仕込でご用意しています。

みなさまの笑顔のために労を惜しまず仕込みをする自慢の一品ですので、ぜひ一度ご賞味ください!

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