こんにちは。
ラーメンまこと屋です。
ラーメンのトッピングにかかすことができないのは…そう「ネギ」です!
あなたは青ネギ派?それとも白ネギ派?
まこと屋の本拠地がある「関西」では青ネギ派が圧倒的に多いです。
ラーメン以外でも主流は青ネギです。
お好み焼きで「ねぎ焼き」なんかがあったり、京都の「九条ねぎ」はブランドとして定着しています。
一方、関東では白ネギが一般的に使われていると思います。
関西では青ネギ、関東では白ネギなのが不思議ですよね?
というわけで、早速調査してみました。
まず、関東と関西では、ネギが育つ土壌の違いが大きいようです。
白ネギ派の関東。
白ネギは根が深く、土が軟らかくないと育ちません。
このため、火山灰でできた軟らかい土・関東ローム層が白ネギの育つ環境にピッタリだったんです。
一方、関西の土壌は粘土質のため、根を深くはることができず、ネギの上の柔らかい部分を育てて緑の葉の部分を食べる品種、つまり青ネギ(九条ねぎ)が育ったんです。
しかも、関東のような冷たい風(からっ風)が吹く気候では、青ネギの葉が傷んでしまうんですが、関西は温暖なため、青ネギは関西で広がりました。
気候と土壌が食文化に差を生み出す原因だったんですね!
では青ネギと白ネギ、どれほど味が違うのでしょうか?
青ネギ(九条ねぎ)は生のままで非常に香り高い。
また、関西風のだしの味を引き立たせるには、香り豊かな青ネギが合いますね。
一方、白ネギは熱を通して香りが深まる。
すき焼きなんかに入ると非常に美味しいですもんね。
「ネギ」ひとつとっても色々と違いがあって面白いですし、奥が深いです!
ラーメンまこと屋