冷やしラーメンの誕生物語

こんにちは。ラーメンまこと屋です。
毎日暑くなってきましたね。こんな気温になると恋しくなるのが冷やしラーメン(冷麺)ですね。
この冷やしラーメンの起源は、今から半世紀以上も前の夏にさかのぼります。
その発祥の店は山形県にある「栄屋本店」というお店で、常連さんの一言が「冷やしラーメン」を誕生させました。
「冷たいそばがあるんだもの、冷たい中華そばがあったっていいんでねがえ」と常連客。
「んだなえ。ひとつ、考えてみっか」店主が答えた。
このやり取りがきっかけとなって、栄屋本店店主 阿部専四郎氏は1年間の研究を経て、翌年1952年の夏、冷やしラーメンを発売したのです。
冷やしラーメンといってもただ単に熱々のラーメンを冷やすだけではないのです。
冷やすと固まってしまうトンコツや鶏ガラからでる脂を全て取り除き、それではアッサリしすぎて物足りなくなるため、そこにブレンドした植物油を入れる。
ここに行き着くまでに何度もの試行錯誤を繰り返したそうです。 言わば、冷やしラーメンはお客様の声と店主の飽くなき探求から誕生した逸品なのです。
ラーメンの歴史を見ると常連客との対話から新メニューが誕生する事が多く、味噌ラーメンの誕生や、つけ麺にしてもお客様の声がきっかけとなって誕生したそうです。
まこと屋でも6月1日より「冷麺」を発売します。
試行錯誤の末、冷麺、ますますパワーアップしております!ご期待ください。
ラーメンまこと屋

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